家庭教師PASSとは?新しい家庭教師はコレだ!
家庭教師PASSってどんな事業なの?
他の家庭教師とは何が違うの?
といった疑問を当ブログの運営者であり家庭教師PASSの代表である「るい」が徹底説明❗️
気になった所にジャンプ↓↓↓
家庭教師PASSが出来た経緯
まず最初になぜ家庭教師PASSを立ちあげようと思ったかを説明します。
きっかけは4つの教育関係の仕事を通して多くの疑問を抱いたからです。
ちなみに私、るいの経験した教育関係の仕事です。
個別指導塾
集団指導塾
家庭教師
公立中学校の講師
仕事を通して感じたこと
こういった仕事を通してモヤモヤだったり疑問だったりを少なからず感じました。
例えば昨今で騒がれている先生の労働時間問題ももちろん、塾の講師の質、などです。
みなさんも1度は耳にした事あると思います。
先生の労働時間問題
学校の先生の労働時間ってご存知でしょうか?
まず労働基準法に則ると1日8時間までとされていますよね。
しかし学校の先生は朝部活の顧問の仕事があったりと6:30出社は珍しくないです。
そして放課後も部活の顧問、部活が終わったら書類作成をしたりまだまだほかの雑務が残っています。そうして学校を帰る頃には20:00になることも多いです。
6:30~20:00まで勤務って考えると恐ろしいですよね。その上いい授業を提供しようと思ったらそれなりに授業準備もしなければいけません。過酷すぎで過労死してしまいます。
先生がこんな状態で生徒にいい環境で教育させるのってかなりの無理難題ですよね。
それでも「学校の先生は好きでその仕事をやっているのだから当たり前」という方もいるのでそれも怖いですが…笑
個別指導塾の講師の質
個別指導塾の講師に目を向けたことってありますか?
一言で言えば全体的に学生主軸で動いているのでバイト感覚の講師が多く質が悪いです。
基本的に生徒のことを本気で受からせたい、学力を伸ばしたいと考えた場合ある程度厳しくしないといけません。
しかし大学生だと生徒も年齢が近いということや、バイト感覚のため少ない量力で動いた方が効率が良いと感じることもあり生徒に本気で向き合えていません。
その為ついつい雑談を多くしてしまう、宿題をやってこなくても「ちゃんとやってこいよ〜」程度で終わり全く厳しくないです、そうだと子供は楽な方へいくのでやらなくなります。
もちろん中にはいい先生もいることもあります、しかし全体的に見ると少ないです、個別指導塾の先生は多く自分の子供はいい先生を引き当てるなんて運任せにも程があります、高いお金を払っているのですから。
これでは生徒は自分の目標としている大学に行けないな…と思いショックを痛感したとこでもあります。
正直、個別指導塾には生徒の貴重な時間と高いお金を払う保護者の方に十分な見返りが無いな、と思いました。
もっと詳しく知りたい方はこちら↓
自分で改善しようと決意
そこで、自分が主体となって家庭教師事業を立ちあげ、講師経験の中で感じてきた問題点を見直して改善すれば、生徒自身の目標を叶えることができる、そう思いました。
なぜ生徒の目標を叶えたいのかと言うと、自分が生徒に短期の授業をしていてお別れの際、「勉強するのが楽しかった」「為になる授業をありがとうございました」「将来の〜になりたいので夢に近づくことが出来ました」といった声をたくさん頂いて、そこに仕事のやりがいを感じたことが理由です。
そして教育関係の問題を知っている自分が事業を立ちあげよう、もっと目標に向かう生徒の後押しを全力でしようと決意して家庭教師PASSを作りました。
家庭教師PASSの目標
家庭教師PASSには目標があります。
・いい講師の元で生徒が勉強できる環境作り
・目標を叶える生徒を増やす
・講師が仕事にやりがいを感じる
この3点です。多くの教育関係の現場では生徒に重点を置きすぎているせいで先生側が忘れられているような気がするので3つめの「講師が仕事にやりがいを感じる」を目標しています。
教える側の講師に過酷な仕事与えて辛い思いをさせても仕事が嫌になってしまいますからね。
内部の意識も大事です、仕事にやりがいを感じるから生徒にもいい授業が提供できるということを忘れないようにしています。
他の家庭教師と何が違うの?
では他の家庭教師とは何が違うのか。
1番違うところは「講師の質」です。
家庭教師PASSは規模が小さく講師を少数精鋭に揃えることができます。
一方、他の某家庭教師の場合規模が大きいのでそれなりに講師の人数も必要になってきます。
講師の人数がたくさん必要になると個別指導塾の様な形になってしまうことが危惧されますよね。大学生であればどこの大学でも採用されるとか…恐ろしい話です。
家庭教師PASSではそういったことが起こらないように講師はいい講師を、更には塾関係で講師経験のある方を採用しています。
なので他の家庭教師とは一味違ったいい講師がいることが最大の強みです。
そして採用した講師には私から直接話をしています。
実際どんな講師がいる?
ではいい講師がいると言っても実際どんな講師がいるのか?という方もいますよね。
一部紹介します。
顔出しNGの方もいるので顔写真は無いですが3名とも塾での指導経験もあります。
家庭教師PASSはこういった講師のみで構成されていくので「いい環境で質の高い授業をして生徒と本気で向き合う」ことを約束します。
なにをしてくれる?
そして一体なにをしてくれるのか?そういった声にもお答え致します。
家庭教師PASSでは以下のことをやります。
・満足のいく授業
・宿題、復習管理
・自習のサポート
・授業外での質問対応
・合格までのカリキュラム作成
疑問に思うところを答えていこうと思います。
宿題、復習管理とは
まず塾に通ったり家庭教師をつけてもそれはあくまでサポートであり一番大事なのはそれ以外での勉強だということを理解してください。
つまり1人でやる勉強が一番大事なのです。
しかし勉強することに慣れていな生徒は「何をすればいいのかわからない」という状態です。
そこで担当である講師が次回までにこなすべき課題を提示し、それをやるよう促します。
また1度授業で扱った問題は一人で勉強した所とは理解度が違い、これを復習することで更なる成績の伸びが期待できるので、授業の復習の仕方も教えます。
そして生徒が課題や宿題をやってこない場合ももちろんあります。なにか学校で悩み事や辛いことや他に楽しいことがあるとなにかと理由をつけて課題をやりません。
そういった時には生徒の合格を思い厳しく接してやる方向へ意識付けを行います。
自習サポートとは
大学受験突破のためには学校がない日は1日10時間勉強する忍耐力も必要になります。
それは早慶東大医学部に受かっている平均勉強時間を調べても一目瞭然です。
しかし生徒の中に一日でそこまで勉強出来ない、といった方もいるのが現実です。
そこで担当講師が自習サポートをしてくれます。
例えば13:00~22:00まで自習がしたいといったときに講師も自宅にきて勉強する環境を整えてくれます。またその日のスケジュール作成、わからない問題が出てきた時の質問対応にも答えます。
1人で8時間勉強するのがキツいという生徒は、まず講師がいる状態で8時間勉強することから初めて見るという形でサポートします。
使い方としては初めは2週間に1回程度を自習サポートしてもらい、1人で勉強が出来るようになって月日が経つ事に月に1回、2ヶ月に1回と頻度を落としていって、最終的には完全に1人でも長時間勉強できるようになるようにします。
カリキュラム作成
志望校合格にあたって無視できないのがカリキュラム作成です。
カリキュラムがちゃんとしていなければ生徒はしっかり勉強していて復習していたとしても、合格できずに終わってしまうことがあります。
ひどいケースだと行き当たりばったりの授業によって、範囲が終わらず最後の方を飛ばし飛ばしになってしまったり、抜けが出てくることもあります。
そういったことを防ぐため家庭教師PASSではカリキュラム作成は必ず行っております。
最後に
そして家庭教師PASSにて優秀な講師が揃ったので大学受験を目指す生徒を最大10名まで募集します❗️
まずは話を聞きたい…という方はpass_tutor@yahoo.co.jp
までメールをお願いします🙇♂️
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「勉強、始めてみませんか?」
これを知ってれば喧嘩無し❗️子供に勉強させる方法とは…
塾講師をしていくなかで保護者様の悩みとして一番多かったのは、「子どもの勉強のやる気がなくて困っている」といった内容でした。
講師の方に「どうしたらうちの子勉強するようになりますか?」と質問にくる保護者様も少なくありませんでした。
自分の子どもが勉強してなかったら、もちろんなんとかしたくなりますよね。
子持ちの読者の方の中には、つい腹が立って「勉強しなさい!」と言ってしまったら、子供が反発してケンカになってしまったり、さらに勉強から遠ざかってしまった…
なんてこともあったのではないでしょうか。
自分の思いどうりにいかないと子どもを叱ってしまうのは、仕方のないことだと思います。
しかし、これからお伝えすることを理解していただければ、口げんかも起こらず、効果的に子どもに勉強させることができるかもしれません。
子どもの勉強に限らず、人を動かしたいときに知っておくと応用できますので、どんな方にもチェックしていただきたい内容となっています。
「勉強しない」は当たり前
まず、子どもが勉強しないのは当たり前だということを理解しましょう。
人を動かしたいときの第一歩は「相手の気持ちを理解すること」です。
大人はこれまでの人生経験で、「勉強した方が得」であることを肌で経験してきています。
しかし、子どもはどうでしょうか?
大人から勉強したほうがいいことは学んでいますが、実際にどのような得があるかを経験していないので、頭ではわかっていても実行する気にはなれません。
それに、勉強よりも楽しいことをたくさん知っています。
ゲーム、漫画、友達と遊ぶことなど、ほかにやりたいことがたくさんあります。
そんななか、「勉強しなさい!」と命令されてもやる気など起こるでしょうか。
起きるわけがありません。
もし何か子こどもに言って反発された経験があるなら、それは子どもの気持ちを考えず、自分の意見を押し付けているにすぎません。
子どものためを思って「子どもの(将来の)ことを考える」ことと「子どもの気持ち」を考えることは違います。
後者もぜひ忘れないでください。
自分の思いを伝えたいなら、まず相手の気持ちを考えることからです。
命令や意見の押しつけは心理学的にアウト
そもそも、人間の性質上、命令されただけでは動かないものであることを理解してください。
精神年齢の低い子どもなら、なおさらですが、人間は命令に対して反発すよう心が働くようになっています。
心理学の分野において、「心理的リアクタンス」というものがあります。
これは、「自分の自由な選択が制限されたり脅かされたりすると、自由を回復しようとする欲求によって、以前よりその自由を以前よりずっと欲するようになる」というものです。
例えば、「勉強しなさい!」と命令されたときを考えてみましょう。
子どもはもちろん親の奴隷や操り人形だとは思っていません。ですから、勉強するかしないかは自由だと思っています。
そこで、「勉強しなさい!」と命令されると、自分の自由が脅かされます。このまま従ってしまうと自分は不自由であることになってしまいます。
しかし、その命令に反抗すれば、勉強するかしないかは自分の自由であることを示せます。
そのため、自分の自由を守ろうと命令に反抗するのです。
たいていの命令や意見の押しつけは、相手に恐怖心や敬意を抱いていない限りは反発がおきます。
このことから、「命令」は相手にしてほしい行動と逆の行動を自ら引き起こす行為であるといえますね。
心理学的に言えば、命令で言うことを聞いてくれないのは当たり前なのです。
命令ではなく「質問」する
それでは、具体的に、どのようにすれば勉強させることができるのか話していきます。
結論から言ってしまえば、命令ではなく「質問」すればよいのです。
まず初めは、やさしく質問をしてみましょう。
塾に通っている子どもを想定して例をあげます。
「宿題はどれくらいあるの?○○塾に通っている子のお母さんが気になるって言っているから教えてくれない?」
「はいはい。こっからここまでだよ。」
「意外と多いのね。これって毎日どれくらいのペースでやったら終わるの?」
「だいたい1日1時間半くらいかな。」
「じゃあそろそろやらないとまずくない?」
「(っち。ばれっちゃった。)そうだね。(仕方ない、やるか。)」
こんな感じです。
うまく行き過ぎた話かもしれませんが、命令するよりは質問する方が相手を動かせるのが効果的であるということは保証します。
また、過激なけんかになってしまうことも防げるはずです。
質問は、相手に自ら考えさせることができる強力なものです。
相手が自ら「勉強しなくちゃ」と思わせたらこちらの勝ちです。
意識しておくべきポイントは、「勉強する」ということを、こちらから口にしないことです。
あくまで、自分で勉強する方向に向かっていかせなければなりません。
またそれを相手に自覚させなければなりません。
動かしたい相手はどのような人か、どんな気持ちなのかを考えたうえで、自分なりにその人に効果的な質問を考えてみましょう!
アクティブ・ラーニングとは?
最近になって、「アクティブラーニング」という言葉をいろいろな場面で聞くようになりました。
でも、詳しく理解している人は少なくないのではないでしょうか。
「アクティブラーニングとは何か?」という疑問に答えるとともに、その効果について紹介したいと思います。
アクティブラーニングとは?
文部科学省は以下のようにアクティブラーニングを定義しています。
「教員による一方的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた授業・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。」
従来の、教師が一方的に話す講義形式では、生徒は静かに黙って聞くことが望ましいとされていました。
たとえよく理解していない生徒がいたとしても、授業は進んでしまいます。
また、生徒が受動的になり、教師の話を聞くだけで、自ら頭を使うことは難しいです。
しかし、アクティブラーニングでは、生徒同士が、話し合いなどによって教師の課題に取り組みます。
生徒同士で行うため、お互いにわからないことを教えあったり、意見を出し合ったりすることで、疑問点をなくし、能動的に学習することが可能になります。
アクティブラーニングで教師は何をするのか?
一番誤解されやすいことが、「アクティブラーニングにおいて教師が何をするのか」ということだと思います。
アクティブラーニングをよく理解していない人の中には、「生徒たちだけで考えてたら間違った方向にいってしまうのではないか。」と考えているひともいるかもしれません。
でも、それは違います。アクティブラーニングでは、教師は生徒全員の状況を把握し、間違っているならば、正しい答えに導けている人がその子に教えるように仕向けます。
間違えたまま進まないようにするために教師がいるのです。
今度は逆に、アクティブラーニングを実践しようとしている方に勘違いしてほしくないことがあります。
それは、「教師が直接教えてはいけない」ということです。
間違えてしまっている生徒がいたら、ほかのできている生徒に教えさせるような声がけをするだけでよいのです。
アクティブラーニングにおける教師の役割は、全体を把握することなので、その生徒を教えている間に、ほかの生徒の状況を把握することができなくなってしまいます。
ですから、「この問題は○○くんとかが教えるの上手そうだなぁ」などとつぶやき、教師ではなく、生徒同士で教えあう場をつくるのです。
アクティブラーニングの効果
アクティブラーニングの効果として代表的なものは、以下のとおりです。
成績向上
できる生徒は教えることで理解を深め、つまずきやすい生徒は疑問点がなく理解していけるため、全体として、成績が良くなります。能動的な学習を行っているため、記憶の定着もつながります。
人間関係
共同作業で行っているため、生徒同士の仲が深まります。
どんなに教師が頑張っても心を開いてくれない生徒や、教師がコミュニケーションをとりにくいと感じている生徒はいるものです。
そういった人は、教師の代わりに生徒のなかから信頼できる人を見つけることができます。
その人と教師がコミュニケーションをとれれば、自然とどんな人でもコミュニケーションをとれるようになります。
教師がクラス全体をみれる
教師はほとんどの時間を生徒の状況を把握することに利用するため、従来の教授法では見ることができなかった部分まで、生徒を見ることができます。
生徒ひとりひとりを深く理解することで、教師は自分に自信が持てたり、逆に、生徒は教師に理解してもらうことによって、安心感や信頼感をもつようになります。
生徒のやる気向上
できる生徒は教えることで自尊感情が満たされ、つまずきやすい生徒は不安を感じることなく科目に取り組めるため、全体として、生徒のやる気を高めることができます。
以上、代表的なものをあげました。
今後、ますますアクティブラーニングが行われる機会が増えると思います。
この記事に書いてあることだけでも理解しておくといいのではないでしょうか。
「聞き上手」になるには質問上手になればいい!
質問はとても強力な武器になる!
質問はとても強力な力をもっています。
質問にはどんな力があると思いますか?どんな効果を知っていますか?
自分が思いつくことを頭の中で考えてみて下さい。
と言われたら、無意識にも質問に答えようと考えたのではないでしょうか。
これが質問の力なのです。
相手を強制的に考えさせる力を持っています。
質問はどんな場面でも現れます。
例えば、我々も行っている教育の現場。
教師が一方的に語るようでは、生徒は受動的になるばかりで、効果的な学習は望めません。
しかし、質問を巧みに扱うことによって、生徒に自ら考えさせたりすることで、能動的となり、効果的な学習が期待できます。
また、日常会話においても質問は行われます。
友人との会話において、まず質問から話題をふることも多いのではないでしょうか。
そんな誰にでも身近とも思えるような「質問」について深く理解すれば、ほかの人よりも様々な場面で得をすることができるとおもいませんか?
質問はうまく利用すれば自分の武器ともいえるすばらしいテクニックになります。
自分のものにするための質問のコツを今からお伝えします!
質問を用いて人に好かれる
実は、質問を使って人に好かれる方法があります。
それは「犬になる」という方法です。
「え?wワンワン言えばいいの?w」とか思った方、違いますからね(笑)
「犬」とは、どんな動物でしょうか?
ペットとして犬を飼っている方ならすぐに納得していただけると思うのですか、犬は人間と違って気分で人を嫌いません。常にこちらに好意を持ってくれます。愚痴も嫌味も言いません。
このように、犬はいつでも好意をもってくれます。
これを真似すればよいのです。
相手に好意があることを感じさせると、心理学でいうところの「返報性の原理」というものが働き、相手もこちらに好印象を抱いてくれます。
また、否定的な部分を見せないことによって、人格的な面でもよい評価を得ることができるのです。
好意を持っていることを感じ取れるように質問しましょう!
盛り上がる話題を見つける
会話で盛り上がる話題は人それぞれ違っています。
ですから、「なかなか盛り上がる会話ができない。」と悩んでいる方がいれば以下の内容を知っていたら、さっそく質問の効果が得られるかもしれません。
会話で盛り上がるために、「自信がある話題」であるならば、どんな人でも自分から話がしたくなるのではないでしょうか。
自信がある話題ならば、たくさん話すことができますし、心理学でいうところの「自己開示」が行われるため、自尊心を満足させることができます。
よって、盛り上げるための目標は、「相手の自信がありそうな話題を探すこと」です。
それを見つけるために、質問を利用して話題をふっていきましょう。
また、相手が話したいと思えるような話題をあらかじめ考えておくのも一つの手です。
その話題につなげれるような質問を最初に投げかければ、思いどうりになるのではないでしょうか。
質問よりも重要な聞き方
質問をするうえで、必ず押さえておかなければならないのは、「質問の聞き方」です。
あいづちを打つ
質問をすれば相手に強制的に答えさせる(考えさせる)わけですから、必ず質問に対する「答え」が返ってきます。
その「答え」に対して準備しておくことは質問をするよりも、実はかなり重要です。
まず、相手が質問に答えたら、「あいづち・うなづき」をしましょう。
これを行うことによって相手は自分の考え・意見が認められたと感じ、自尊心を満足させることができます。
講師をやっていて、生徒があいづちやうなづきを誰もしていないと「理解していないのでは?」や「聞いてくれているのか?」と不安になります。
せっかく質問に答えてくれた相手を不安な気持ちにさせないよう注意しましょう。
会話を繰り返す
他には、「繰り返し」も効果があります。
これは「バックトラッキング」という名前がある方法で、ビジネスなどの様々な場面で利用されています。
例えば、「あなたの苦手科目は何ですか?」と質問し、「英語が苦手で悩んでて…」と生徒が答えたら、「英語が苦手なんだね。具体的苦手とかよく理解していない文法単元とかある?」といった会話が考えられます。
繰り返すことによって、相手にしっかり話を聞いていること、相手の存在を受け入れていることを感じさせることができます。
いつでも使えるようにしましょう。
目を見る
また、目をみて相手の話を聞く姿勢も大切です。
相手の目をみることで、相手や相手の話に興味を持っていることを示すことができます。
そうすれば、相手も自然と話しやすくなるため、より多くのことを聞き出せたり、会話を盛り上げることができます。
以上のことだけでも質問の重要性やコツはすこしでも理解していただけたのではないでしょうか。
是非実際に実践してみてください!
子どもはとっても賢いやり方で言語を習得している!
子どもは大人のマネをしているのではない!?
子どもが言語を獲得する際に、大人の発話聞いて言語を獲得することは紛れもない事実です。
ですが、単に大人のマネをしているだけではないって知ってますか?
そもそも、聞いたことのない文でも単語さえ分かっていれば自然と文をつくれるようになりますよね。
子どもは頭の中でどんなことをしているのでしょうか?
実は、とっても賢いやり方で言語を習得しています。
結論から言ってしまうと、「大人の発話を分析し、そこにみられる規則性を発見しよう」としています。
以下の実際の会話を見てみて下さい。(Courtney Cazden (1972))
Child: My teacher holded the baby rabbits and we patted them.
Adult: Did you say your teacher held the baby rabibits?
Child: Yes.
Adult: What did you say she did?
Child: She holded the baby rabbits and we patted them.
Adult: Did you say she held them tightly?
Child: No, she holded them loosely.
「holded」に注目してほしいのですが、決して大人が使わない単語を用いています。
大人のマネをしているだけではないことが明らかです。
どうして「holded」という単語が使われたのかわかるでしょうか?
それは、「動詞を過去形で使用したい時は、動詞の原形に"ーed"をつける」という規則性を自ら発見しているからです。
そのため、自ら規則を発見すると、なかなか自分の誤りを認めなくなるのです。
また、規則性を完全に理解するのが困難な場合や、規則性を過大に適用してしまうことも考えられています。
例えば、以下の例文をto不定詞の主語を意識しながら見て下さい。
1. The children wanted to see that movie.
2. Mom told Paul to wash the dishes.
3. Dad promised Paul to wash the dishes.
もちろん、1、2における不定詞の意味上の主語は1は「The children」で2が「Paul」です。これは、子どもも大人の発話を聞いているだけで、比較的楽に理解することができます。
しかし、このようなものから「不定詞の主語は一番近くの名詞句である」といった誤った規則性を見出します。
そのようなことから3におけるto wash の主語が「Dad」であることを理解するには時間がかかってしまうのです。
大人や周りの人々が発話しているのみでものをインプットするだけでは、量が少なすぎます。にもかかわらず、子どもは自由自在に文を作れるようになったり、言葉を話せるようになります。
その仕組みは、上記に述べてきたように、規則性を自ら導き出しているからなんですね。
なぜ人間ならばどんな母語でも習得できるのか?
われわれ人間は、幼児期に最低限のインプットがありさえすれば、母語として言語を習得できます。
両親が日本人であったとしても、アメリカなどに行き、英語だけを話していれば、英語を母語としてマスターすることができます。
さらに、文法というのは極めて複雑に思えます。
英語を勉強したことがある日本人ならわかると思いますが、英文法をある程度理解するのに、大人でさえとても苦労します。
そのように複雑な文法を、まだ脳が未発達な子どもがマスターできるのはなぜなのか不思議です。
その謎を説明するものを、言語学では「普遍文法」というように呼んでいます。
普遍文法というのは、「人間の言語の文法は基本的にはどの言語も同じで、すべての言語に共通する部分を人間は生まれながらにして持っている」という考えのことです。
これを基に、個別の言語について調整を行い、マスターできるようになるというのです。
赤ちゃんは、「白紙の状態」で生まれてくるわけではないという考えになります。
言語は人間が使用するものである以上、人間についてもいろいろと考えさせられるので、とても面白い学問分野です。
もし興味をもったら、入門書を読んでみたり、大学での履修をしてみてはどうでしょうか。
ではこのへんで
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