メモをとると創造力が身につく。
みなさんは日常的にメモをとっていますか?
また、とっている方はいつ頃からとっていますか?
実はメモにはすごい力があるんです。
もちろん勉強にも使え、更には今後の社会では必須と言われる可能性のあるスキルまで手に入れることが出来ます。
最初に
多くの方がメモを取る時は「情報や事実」の記録を忘れないようにメモをとっていると思います。
例を出すと会社の連絡事項、お使いを頼まれた時の品、自分のテストの点数、、、などです。
単なる事実の記載で終わっているパターンですね。
今回述べたいのはこうした「事実の記載としてのメモ」ではなく、「知的生産のためのメモ」についてお話していこうと思います。
必要なのは創造性
突然ですが今の時代はAIの技術がかなり発達しつつあります。メモの話と何が関係あるんだ?と思われるかもしれませんが非常に密接な関係があります。
今後の将来は多くの職業がAIにとって変わると言われていて、それによって社会に必要な人間の数が減ってきます。
そこで将来はどんな人間が必要になってくるのかと言うと、当たり前ですがAIには代わりが務められないような人間が必要になってきます。
AIに代わりが務まらない人間ってどんな人間だと思いますか?
答えは創造性豊かで新しい知的生産に繋がる思考や、自分にしかできない独自性に溢れた思考を持つ人間です。
こういった人間がこれからの時代で非常に重要になってきます。
自分にはそんな発想力なんてない、新しいものを考えることが出来るのは一部の人間だけだ、なんて思ってるあなたにも出来ます。
ひとつ簡単な方法をあげるとこれが「メモ」なんです。とはいっても単なる情報の記載のメモではないです。そういった単調な作業はAIが最も得意な分野でもありますからね。
ではどんなメモのとりかたをすればいいかと言うと、「情報の記載するだけのメモ」から「新しいアイディアや付加価値を自ら生み出すことを強く意識してメモをとる」に変えてみて下さい。
このメモから自分は一体何が出来るのだろう、何を思いつくことが出来るのだろうと考えてみて下さい。
メモの魔力
そんなこれからの社会非常に大事なスキルを伸ばしてくれるメモですが他にもまだメリットがあるんです。
実はメモをとることによって鍛えられるスキルが5つあります。
これから紹介するその5つのスキルは今後生きていく上で必要不可欠なスキルであり、腐ることの無い永久不滅のスキルとなるでしょう。
1.アイディアが生まれる
なんでメモとることがアイディアをとることに繋がるの?と思いますよね。
まずメモをとる時に事実をメモしたあとにその事実を「抽象化」という作業をしてみましょう。
与えられた事実から何か言えることはないか、何か気づいたことはないか、他にも応用可能な法則が隠れてないか、と考えるのです。
そうして抽象化することによって他分野にもその事実を活かすことが出来るようになってきます。
そうして他分野にも活かす考え方ができるようになった時点で1つの事例を他の分野に転送でき、そうやって考えられた思考は傍から見たら「新しいアイディア」と捉えられるのです。
生まれてきて同じ経験をしている人間はいません。それら過去の経験を忘れてしまっているため新しいアイディアが生まれにくくなっているのです。
たくさんの色々なことをメモし抽象化することによって自分だけの新しい思考が開けることになるでしょう。
2.情報に対して敏感になる
現代はインターネットの普及により情報量が格段に増えました。そうした世界の中にいる私たちは思っている以上に情報を「素通り」しています。
何かしら情報を受け取るときメモなしでは頭の中だけの記憶になるので、3日後にはほぼ全ての情報を忘れてしまいます。貴重な時間を割いてせっかく得られた情報なのに、それを活用して何も生み出すことが出来ないのは非常に勿体ないですよね。
ちなみにこれは勉強にも言えることで基本的に授業中に先生が教えてくれることは全て大事です。板書をせずに口頭で伝えていることもです。そういった大事な情報を逃す癖を無くすためにもメモをとりましょう。
メモをとる習慣を付けると自分のアンテナが増えます。自分にとって重要な情報を聞き漏らすことないようにアンテナを張り巡らせることが出来ます。
情報は宝です。先程言ったようにアイディアを新しく生み出すのに情報は必要なものなのでメモをとらない方は宝を逃し続けていることになります。
是非メモをとる時に習慣をつけて「情報の素通り」をやめましょう。
3.相手からより深い情報が得られる
具体例から入るのですが、あなたが人になにか教える立場だったとします。
そこで教えられる相手が必死にあなたの言ったことに対してメモをとっていたらどうでしょう?またメモをとらずに聞いているだけだったらどうでしょう?
もちろんメモをとっている方がちゃんと話を聞いてくれているんだな、真剣なんだなと思いますよね。
メモをとることで「真剣さ」が目に見えるようになるのです。そういった熱意は相手に伝わりもっとたくさん話そう、もっと情報を提供しようという気になってきます。
同じ相手からメモをとるかとらないかで得られる情報量が変わるのなら得られる情報量は多い方がいいですよね。
対人だからこそ「熱意」が伝わるので是非メモをとりましょう。
4.話の構造化が可能になる
構造化能力とは話の全体像が見えて、今どんな話題を、どんな目的で、どこまで話しているのかということを把握できる能力のことです。
メモをとることによって「今なんの話しをしているのか」がわかるようにその場で展開されている議論を綺麗に構造化できるようになります。また上手にメモがとれるようになってきたら構造化がうまくいってるとも言えます。
実は多くの場合話し手ですら構造が出来ないことが多いのです。無駄な話しをして1人で30分も話す人って出会ったことあると思います。
話している本人ですら構造化できないことをメモをとらずしてあなた達が構造化出来るはずがないのです。そういった議論は生産性がなくただの時間の浪費です。
聞き手であるあなた達がメモをとりながら再構築する癖をつけるととても建設的な議論にすることが出来ます。
「情報をただ単に受け取る」だけではボイスレコーダーとやっていることは変わりません。人間にしかできないこと、話をさらに深めるために構造化は大事なのです。
5.言語能力の向上
メモをとるということは同時に言語化しなければいけないということです。情報を自分の言葉に置き換えてアウトプットしなければなりません。そして言語能力を磨くことによって説明能力も鍛えることができます。
「自分の言葉で置き換えて簡潔に書く」ということを出来る方はそう多くはありません。メモをとることによって鍛えられるので今日からとってみてはどうでしょうか?
まとめ
いかがだったでしょうか?たかがメモだと思っていたものにこんなにも力が隠されていたのです。メモとることによって今後の社会に必要なスキルが5つ手に入ることがわかりました。
1つメモをとる習慣を付けてみてください。
参考書籍
よかったら読者登録お願いします
↓↓↓↓↓
Twitterアカウント新しく作ったのでフォローの方もよろしくお願いします🙏
https://mobile.twitter.com/tutor_pass (家庭教師PASS公式アカウント)
https://mobile.twitter.com/forest_PASSt (個人アカウント)
メールアドレス
pass_tutor@yahoo.co.jp