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メモをとると創造力が身につく。

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みなさんは日常的にメモをとっていますか?

また、とっている方はいつ頃からとっていますか?

実はメモにはすごい力があるんです。

もちろん勉強にも使え、更には今後の社会では必須と言われる可能性のあるスキルまで手に入れることが出来ます。

 

 

 

最初に


多くの方がメモを取る時は「情報や事実」の記録を忘れないようにメモをとっていると思います。

例を出すと会社の連絡事項、お使いを頼まれた時の品、自分のテストの点数、、、などです。

単なる事実の記載で終わっているパターンですね。

 

今回述べたいのはこうした「事実の記載としてのメモ」ではなく、「知的生産のためのメモ」についてお話していこうと思います。

 

必要なのは創造性

突然ですが今の時代はAIの技術がかなり発達しつつあります。メモの話と何が関係あるんだ?と思われるかもしれませんが非常に密接な関係があります。

 

今後の将来は多くの職業がAIにとって変わると言われていて、それによって社会に必要な人間の数が減ってきます。

 

そこで将来はどんな人間が必要になってくるのかと言うと、当たり前ですがAIには代わりが務められないような人間が必要になってきます。

 

AIに代わりが務まらない人間ってどんな人間だと思いますか?

 

答えは創造性豊かで新しい知的生産に繋がる思考や、自分にしかできない独自性に溢れた思考を持つ人間です。

こういった人間がこれからの時代で非常に重要になってきます。

 

自分にはそんな発想力なんてない、新しいものを考えることが出来るのは一部の人間だけだ、なんて思ってるあなたにも出来ます。

 

ひとつ簡単な方法をあげるとこれが「メモ」なんです。とはいっても単なる情報の記載のメモではないです。そういった単調な作業はAIが最も得意な分野でもありますからね。

 

ではどんなメモのとりかたをすればいいかと言うと、「情報の記載するだけのメモ」から「新しいアイディアや付加価値を自ら生み出すことを強く意識してメモをとる」に変えてみて下さい。

このメモから自分は一体何が出来るのだろう、何を思いつくことが出来るのだろうと考えてみて下さい。

 

メモの魔力

そんなこれからの社会非常に大事なスキルを伸ばしてくれるメモですが他にもまだメリットがあるんです。

 

実はメモをとることによって鍛えられるスキルが5つあります。

これから紹介するその5つのスキルは今後生きていく上で必要不可欠なスキルであり、腐ることの無い永久不滅のスキルとなるでしょう。

 

 

1.アイディアが生まれる

 

なんでメモとることがアイディアをとることに繋がるの?と思いますよね。

 

まずメモをとる時に事実をメモしたあとにその事実を「抽象化」という作業をしてみましょう。

与えられた事実から何か言えることはないか、何か気づいたことはないか、他にも応用可能な法則が隠れてないか、と考えるのです。

 

そうして抽象化することによって他分野にもその事実を活かすことが出来るようになってきます。

そうして他分野にも活かす考え方ができるようになった時点で1つの事例を他の分野に転送でき、そうやって考えられた思考は傍から見たら「新しいアイディア」と捉えられるのです。

 

生まれてきて同じ経験をしている人間はいません。それら過去の経験を忘れてしまっているため新しいアイディアが生まれにくくなっているのです。

 

たくさんの色々なことをメモし抽象化することによって自分だけの新しい思考が開けることになるでしょう。

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2.情報に対して敏感になる

現代はインターネットの普及により情報量が格段に増えました。そうした世界の中にいる私たちは思っている以上に情報を「素通り」しています。

 

何かしら情報を受け取るときメモなしでは頭の中だけの記憶になるので、3日後にはほぼ全ての情報を忘れてしまいます。貴重な時間を割いてせっかく得られた情報なのに、それを活用して何も生み出すことが出来ないのは非常に勿体ないですよね。 

 

ちなみにこれは勉強にも言えることで基本的に授業中に先生が教えてくれることは全て大事です。板書をせずに口頭で伝えていることもです。そういった大事な情報を逃す癖を無くすためにもメモをとりましょう。

 

 

メモをとる習慣を付けると自分のアンテナが増えます。自分にとって重要な情報を聞き漏らすことないようにアンテナを張り巡らせることが出来ます。

 

情報は宝です。先程言ったようにアイディアを新しく生み出すのに情報は必要なものなのでメモをとらない方は宝を逃し続けていることになります。

 

是非メモをとる時に習慣をつけて「情報の素通り」をやめましょう。

 

3.相手からより深い情報が得られる

具体例から入るのですが、あなたが人になにか教える立場だったとします。

 

そこで教えられる相手が必死にあなたの言ったことに対してメモをとっていたらどうでしょう?またメモをとらずに聞いているだけだったらどうでしょう?

 

もちろんメモをとっている方がちゃんと話を聞いてくれているんだな、真剣なんだなと思いますよね。

 

メモをとることで「真剣さ」が目に見えるようになるのです。そういった熱意は相手に伝わりもっとたくさん話そう、もっと情報を提供しようという気になってきます。

 

同じ相手からメモをとるかとらないかで得られる情報量が変わるのなら得られる情報量は多い方がいいですよね。

対人だからこそ「熱意」が伝わるので是非メモをとりましょう。

 

4.話の構造化が可能になる

構造化能力とは話の全体像が見えて、今どんな話題を、どんな目的で、どこまで話しているのかということを把握できる能力のことです。

 

メモをとることによって「今なんの話しをしているのか」がわかるようにその場で展開されている議論を綺麗に構造化できるようになります。また上手にメモがとれるようになってきたら構造化がうまくいってるとも言えます。

 

実は多くの場合話し手ですら構造が出来ないことが多いのです。無駄な話しをして1人で30分も話す人って出会ったことあると思います。

 

話している本人ですら構造化できないことをメモをとらずしてあなた達が構造化出来るはずがないのです。そういった議論は生産性がなくただの時間の浪費です。

 

聞き手であるあなた達がメモをとりながら再構築する癖をつけるととても建設的な議論にすることが出来ます。

 

「情報をただ単に受け取る」だけではボイスレコーダーとやっていることは変わりません。人間にしかできないこと、話をさらに深めるために構造化は大事なのです。

 

5.言語能力の向上

メモをとるということは同時に言語化しなければいけないということです。情報を自分の言葉に置き換えてアウトプットしなければなりません。そして言語能力を磨くことによって説明能力も鍛えることができます。

 

 

「自分の言葉で置き換えて簡潔に書く」ということを出来る方はそう多くはありません。メモをとることによって鍛えられるので今日からとってみてはどうでしょうか?

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まとめ

いかがだったでしょうか?たかがメモだと思っていたものにこんなにも力が隠されていたのです。メモとることによって今後の社会に必要なスキルが5つ手に入ることがわかりました。

 

1つメモをとる習慣を付けてみてください。

 

参考書籍

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言語を学ぶ方には見てもらいたいたい内容です

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ここ最近で英語の重要性は高まってきています。「英語ができるようになりたい」と思っている人が多いのではないでしょうか。

 

そこで、「どうせ勉強するなら効率的に勉強したい」と思いませんか?

「どのようにすれば言語習得は可能なのか」「どのようなやり方で習得しやすくなるのか」研究している人たちがいます。

 

その質問に答えてくれるのが、

「第二言語習得論」というものです。

 

「第二言語習得論」で明らかにされていることを、これからのあなたの英語学習がより充実したものとなるように紹介していきたいと思います。

 

母国語の影響

まずおさえていただきたいのは、「母国語の影響はかなり強力である」ということです。

これを理解していただくために以下に少し詳しく説明しますね。

 

第二言語習得論の研究の中で、「習得順序は環境や教え方によらず難しいものは難しいし、易しいものは易しい」ということがわかってきました。

そこで、ある研究者が「自然な順序(natural order)」というものを提案しました。


その内容は、英文法の習得順序に関するもので、習得のしやすい順に「進行形、複数形、be動詞」→「助動詞、冠詞」→「不規則の過去形」→「規則動詞の過去形、三人称単数の-s、所有格の’s」とされています。

 

 

ところが、日本人の研究者はこの話が当てはまらないことに気づいていました。
なぜなら、日本人を対象とした研究で「所有格よりも冠詞の習得が遅れる」ことがわかっていたからです。

だってそうですよね。みなさんも「所有格の’sはすぐ使えるようになった」とか「冠詞をつけ忘れたり、aとtheの使い分けがいまいち理解できてない」など思いませんか?

結論を述べると、「自然な順序」は必ずしも当てはまるとは限らないのです。


その理由は、母国語と学習言語に相違があるからです。それぞれの言語によって、類似点や相違点は異なります。日本語には冠詞がないため、日本人は冠詞の習得に苦労するのです。

 

第二言語習得の際には「母国語が非常に影響する」ことを知っておくことが重要です。

 

日本語に存在しない文法が英語にはたくさんあります。(冠詞以外にも仮定法や前置詞など)

日本語にあって英語にはない文法だってあります。(有名なのが「は」「が」「を」などの助詞)

 

そもそも異なる言語なので文法は異なっていて当然です。

 

なので受験生の皆さんは、英語を学習する際、日本語に存在しないような概念や難しい文法項目を学ぶときにたとえつまづいたとしても落ち込むことはありません。

 

どんな人でも一度は必ずつまづきます。そのような壁を乗り越えましょう。

そういったときに頑張りきれないで挫折してしまう人がいるから英語ができることの価値は高いのです。

 

外国語の適性


実は、外国語学習の際には人によって適性、つまり、優れている能力が異なります。自分の適性を知り、それを生かして学んでいくと効率的な学習につながります。

それでは「外国語の適性」とは何なのでしょうか?



外国語を学習する際に、間違いなく成功する学習者の特徴として第二言語習得論の研究に基づくと以下の5つの条件が挙げられます。

(1) 年齢が若いこと
(2)母国語が学習対象言語に似ていること
(3)外国語学習適性が高いこと
(4)動機付けが高いこと
(5)学習法が効果的であること

(2)についてはすでに述べたように、母国語の影響が強力であるため、母国語が学習対象言語と共通点が少ない場合は学習するのが困難になります。

 

外国語学習適性は3個ある!


(3)の外国語の適性に関してなのですが、もともとは英語に適性がある人に絞って英語を勉強させようとした調査において統計的処理を行って計測されました。そのときに考え出された以下の3つの能力があります。



①言語分析能力(言語の文法や規則に関する敏感さ)
②音声認識能力(聞き取りの能力と聞いた音声を頭の中で保持する能力も含む)
③記憶力(丸暗記する能力)


興味深いことに、この全ての能力が低い人間はいないであろうとされています。基本的には、何かしらの能力が高いか複数の能力が高いとされています。

ということは受験生の皆さんや英語学習者の方はどうすればよいのかもうお分りですよね。

自分はどの能力が比較的高いのかを見極め、その能力を活かした勉強をしていけば良いのです!

これは勉強の効率を高めるうえでとても有益な情報じゃないでしょうか?

例えば、①の能力が高い人なら文法中心の勉強、②の能力が高い人なら音読やリスニングの音声を積極的に取り入れた勉強、③の能力が高い人なら暗記の負担を少し多くするなどが考えられます。

 

もちろん能力に関係なく、文法はしっかりと学ぶべきですし、音読はどんな人でもすべきですし、暗記の負担を減らす勉強を心がけるべきです。


ですが、自分の能力を活かして、それに沿った勉強のスタイルで効率よく勉強することができることは知っておくべきだと思います。そして実践すべきです。

「他の人と同じ勉強の仕方」では差がつきませんからね。

 

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単語と文法ができれば「英語ができる」といえるのか?

 


結論から言うと、単語と文法だけでは使えるようになりません。(習得したことになりません)

なぜなのでしょうか?詳しく説明します。

まず、応用言語学という学問領域では「言語ができる」というのは「コミュニケーション能力がある」と定義されています。

 

コミュニケーションに必要な能力とは


それに基づくとコミュニケーション能力に必要な能力は以下の4つに分けられます。

①文法能力(音声・単語・文法の能力)
②談話能力(1文以上をつなげる能力)
③社会言語学的能力(「適切」な言語を使う能力)
④方略的能力(問題が起こった時に処理する能力)


単語と文法だけでは①の能力しか満たすことができません。(他の能力に関しての説明は割愛させていただきます。気になる方は調べてみてくださいね。)

「単語と文法さえ覚えれば良い」という考え方では、「単語、文法ともに正しいがこういった英語は使わない」と言った文を平気で作ってしまったり、間違いに気づかなくなってしまいます。

例えば、
I wish to be wedded to you.
I want marriage with you.
My becoming your husband is what I want.
I desire you to become married to me.
I want to marry you.


と言った文があったとしましょう。これは全て単語、文法ともに正しい文です。

しかし、実はI want to marry you.の文しか使えません。おそらくネイティブの方に他の英文を使うと「理由はわからないけど、そんな言い方はしない」と言われると思います。

このように単語と文法を覚えるだけでは本当に英語を習得することはできないのです。

「それじゃあどうすればいいんだ!?」と思いますよね。

その答えはずばり、「インプットを中心とした言語学習を多く取り入れて勉強すること」です。

 

 

インプットの効用


言語のインプットというのは英語の4技能でいうならば、「リーディング」と「リスニング」が該当します。

これらを多く取り入れることで、どんなことが起きるのでしょうか?

それはずばり、インプットを行うと「予測文法(expectancy grander)」というものが身につくとされています。
これは実際には言わない文を母国語の話者がおかしいと思う理由を説明するものとなっています。

例えば、日本語で言えば「昨日友達と___」という日本語の文をきいたら「遊んだ」などと当てはまる動詞がすぐに浮かびますよね。

つまり、インプットを大量に行うことによってパターンなどが身につくのです。このパターンは大量のインプットによって非母国語話者にもある程度身に付けることが可能とされています。

そうすると、聞いたことのないような単語の使い方やパターンを目の当たりにしたときに、「あれ、なんか変だな?こんな使い方しないよ」といったように思えるというわけなのです。

音読や多読をすると英語の長文を読むのが早くなります。その訳は上記のように説明した「予測文法」というものが身につき、次にどんな表現が来るか予測できるようになるからなのです。

また、音読や多読は左から右に英文を読んで内容を理解することができるようにもなりますが、それも「予測文法」が身につき、英語話者の言語理解メカニズムに近づくことができるのです。

ですから非母国語を学ぶときにはインプットが非常に重要なのです。

かなり興味深いことに、勉強のインプットとアウトプットの黄金比は 3:7 とされていますが、言語学習においては、7:3が良いとされています。

言語学習以外のインプットとアウトプットについてはこちら

 

www.passtutorblog.com

 



究極的にいってしまえば、言語は感覚的なものですので、大量なインプットを行い、その言語の感覚を身に付けることが必要不可欠なのです。


言語学習においてインプットは不可欠で大量に行うべきであることを覚えておきましょう!
ここ最近の難関大の傾向として、英語の長文において「早く正確に思考しながら」読む力が必要とされています。

インプットを取り入れた学習で、「早く正確に思考しながら」長文を読めるような土台づくりを行いましょう!

 

 

アウトプットの効用


インプットが重要であることが分かったと思います。
そのインプットを支える重要な役割を担っているのがアウトプットです。
アウトプットも行うことを忘れてはいけません。

 

では、アウトプットにはどのような効果があるあるのか説明していきます。

言語学習におけるアウトプットの効用は以下の3つがあると言われています。

①自分はどこが言えないかに気づくことができる

②相手の反応をみて、自分の英語が正しいかどうか仮説検証ができる

③学習者が、自分やお互いの言語について、コメントしたり話したりすることにより、言語に関する意識が高まる


受験英語だけに絞れば①がとても重要になるのではないかと思われます。

英作文などが入試で出題されるため、自分のつくれない英文や表現に気づいて学んでいくことは必要不可欠ですよね。

ここで、「インプットとアウトプットをどう組み合わせていけばいいの?」という疑問が生じると思います。

第二言語習得論の観点から判断すると、「インプット→アウトプット→インプット」の順で学習するのが良いとされています。

ここで注意しなければならないのは大量のインプットに対し、アウトプットは少量でよいということです。

これまでの研究でアウトプットそのものが言語習得につながったという結果はあまりでていません。これは是非覚えておくべきです。

ですから、「インプットを効率よくできるようにアウトプットを少量取り入れる」のが良いとされています。

あくまでも、言語はインプットが何よりも大切なのです。

また、インプットに関しては、「文法的知識をたくさん覚えること」と勘違いしないように注意する必要があります。

文法的知識をひたすら覚えることは限界があると言われています。

それにもかかわらず、日本では文法的知識を詰め込むことが重視された教育やそれを踏まえた大学入試の問題構成といった第二言語習得から判断するとよろしくない現状となってしまっています。

そのような教育を受けてしまうと、文法的知識をたくさん知っていくことが言語習得につながると考えてしまうかもしれません。

たしかに文法的知識を理解しておくことは重要です。
しかしながら、言語というものは全てが規則に当てはまるというものではありません。

文法的知識よりも、「この単語はこういった使い方をすることが多いのだな。」「この単語はこういった単語と結びついて使用するんだな。」などと感じられるような、自然な英語に触れることによるインプットをするのが良いとされています。

そこで、本当に言語習得につながるものは「リーディング」や「リスニング」といった、英語にたくさん触れてインプットが出来るような学習が効果的なのです。

これは文法的知識ばかりを学ぼうとする傾向のある受験生にとっては知っておくべき情報です。

 

これでこれからの勉強の効率が確実に上がるはずです!

 

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勉強が続かない…やる気には「出し方」があった!②

 

 

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 本記事は上記の記事の続きとなります。

まだ上記の記事を読んでない方は、そちらを参照の上今回の記事をお読み頂くとより理解が深まります。

 

 

やる気は「期待」と「価値」のかけ算です。

そして「価値」に関するポイントは、大きく分けて3つあります。

 

達成できるのかできないのかわからないと魅力的

目標に対し、成功率が0%では「やっても無駄」というのがわかっているため決してやる気など出ません。

 

それに対し、100%では「簡単すぎてつまらない」ためにこれまたやる気を出すことはできません。

 

目標に向かってやる気を出すためには、成功率が50%ほどの、「達成できるかどうかわからない」くらいが最も魅力的に感じることが心理学の実験で明らかにされています。

 

自分の頑張り次第で達成できることも可能という考えに至れば、やる気を引き出すことができるのです。

 

RPGなどのゲームで考えてみたらわかりやすいと思います。

 

簡単すぎるゲームをやってて楽しいでしょうか?ずっとやり続けられますでしょうか?

 

なかなか楽しくやり続けるのは難しいと思います。

 

反対に極端に難しすぎるゲームはどうでしょうか?

例えば、プロゲーマーが相手となって勝たなければならないとしたら。

 

やる気なんか出るわけありませんよね。

 

何事においても、易しすぎる目標や難しすぎる目標はやる気なんて出るわけがないのです。

 

つまり、目標に対して「価値」を見出せなくなってしまいます。

 

「自分は自信がないから簡単な方がいい」と思う方もいるかもしれません。

 

このように、成功体験が少なく、自分に自信がない人に関しては、50%ではやる気を引き出すことができないようです。

 

そういった人には、簡単な課題で成功体験を与え、自信を手に入れた後に50%程度の目標に向かって頑張る(頑張らせる)のがよいとされています。

 

適切な目標設定は「期待」「価値」どちらにおいても重要なのです。

 

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間違いの反省パターンに注意

課題をこなしているときに、失敗してしまったときの「反省の仕方」で目標に対する魅力が大きく関係していきます。

 

ですから反省パターンの注意点を押さえておく必要があります。

 

仮に失敗や誤りをしてしまったとき、「なぜ間違えたのだろう?」と考えますよね。

 

その答えとして、主に以下の4つがあげられると思います。

①「能力」が足りない

②「努力」がたりない

③「問題・課題」のレベルが高すぎる

④「運」が悪い

 

このうちで①③④に関しては自分の力ではどうすることもできません。特に①を失敗の原因と考えた場合には、「能力がないのだから目標を達成できるわけない」と最悪なパターンです。

 

ですから、自分が反省するとき、相手に反省してほしいときは②を原因と考えましょう。

 

しかし、努力が十分であった場合に努力のせいにしたらどう感じるでしょうか。

「自分の努力が認められない」「努力してるのにできないのだから能力がない」とマイナスな考えに至ってしまうだけです。

 

そういった場合には、「方法」に注目してみましょう。方法が間違っていたり、非効率になっていないかどうかチェックしたり、方法を変えてみることも必要かもしれません。

 

また、時には「運」や「タイミング」のせいにすることも効果的です。

 

「その日は前日が忙しくて疲れたまってたからできなかったんだよ」などと言うと、場合によっては自分や相手の心が安らぐこともあります。

 

何よりも1番大切なのは、「やる気」を失わせないことです。

 

特に①に関しては、やる気を失う可能性が高いので、決して①のように考えないようにしましょう。

 

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「誰かに見られている」感の効果

「目標を達成したい」というのはたいていの場合、「他者に認められたい」という「承認欲求」から生まれます。

 

「大学受験」を例にとっても、「将来のために、、、」と言う人が多いと思いますが、実際のところは「有名大学に入って自分はすごいんだと思われたい」と考えている人がほとんどではないでしょうか。

 

これは、意識的にはそう思っていなかったとしても、無意識的にそう感じていると思います。

 

このように自分は認められたいと思うのは、「自己承認欲求」が満たされることにより、人間はとても快感に感じるためです。

 

これを満たすために、「誰も自分のことなんか気にしてない」と自分自身が思ってしまったり、やる気を出させたい相手が思っていないかに注意しましょう。

 

思ってしまうなら、誰かと目標を共有したり、しっかりと努力しているところを評価してあげましょう。

 

そうすれば、目標を達成したときに「あんなに頑張ってたもんな」といったセリフを期待できるので、目標の「価値」が高まります。

 

また、努力を認められることにより、「自己承認欲求」が満たされ、努力し続けようとします。

 

目標の達成に向かう過程や、達成した際に自分の価値を認めてくれる人物が必要なのです。

 

そういった人物がいることで、「やる気」を持続させることができます。

 

まとめ

やる気を持続するにはどうしたらいいのかわかったでしょうか?

この記事を読んだ方が少しでもこれで目標に向かい、諦めずに頑張れるなら幸いです。

 

 

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勉強が続かない…やる気には「出し方」があった!①

「勉強のやる気を長続きさせたい」「目標達成に向かってやる気を長続きさせたい」と思っている方は多いと思います。

 

何をするにも「やる気」を理由に始めるか長続きするかを考えますよね。

 

みんなそう思っているはずなのに、正しい「やる気の出し方」を知らずに、闇雲にやる気を出そうとしていつも失敗してしまうといった経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

 

そんな方たちのために、科学的に正しい「やる気」の高め方を紹介します。

 

 

2種類の「やる気メカニズム」

やる気について理解するために、まず、「外発的動機」と「内発的動機」という2種類のやる気のメカニズムを知っておいてください。

 

「外発的動機」というのは、自らが目標を達成したいと思うのではなく、「褒美」などが与えられることによって外部から生まれる「やる気」のことです。

 

それに対し、「内発的動機」というのは、自らで目標を達成への価値や期待を見出すことによって内部から生まれる「やる気」のことです。

 

長期的なやる気は内発的動機

「外発的動機」では、やる気は長続きしないことが様々な研究で明らかにされています。

詳しくはこちら↓

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そのため、やる気を高め続けるためには、「内発的動機」を利用する必要があります。

 

「内発的動機」が高まるのは、目標に対する「期待(自分に達成できそうか)」と「価値(魅力があるか」」の両方が必要です。

 

例えば、「大学受験」を例にとると、目標に対して「自分に合格できそうか」と「合格した際の魅力はあるのか」の両方が高くなければやる気は長続きしません。

 

「合格できると思うけど、したところで嬉しくないし、そんなに社会的に評価の低い大学なんて入学したところで…」「社会的評価が高いから合格したいけど、自分なんかには無理だ…」などと片方のみが高いと不十分なのです。

 

「期待」と「価値」はかけ算だと思ってください。

 

期待を高める方法

 

目標は分割して考える

大きな目標や遠い未来の目標を掲げたり、与えるだけでは、決してやる気は出ません。

 

近づいている感じがしないため、「やはり自分にはできない」と思うだけです。

 

ですから、最終目標は確かに大切ですが、それに近づいていくための(近づいてるように実感できるための)、近い目標が必要です。

 

例えば、「この参考書を2ヶ月で一周する!」などとリアリティのない目標だけでは達成できないでしょう。「この参考書を2ヶ月で一周するために週20ページずつ進めていこう。だから来週の日曜日までの目標は20ページ進めることだ!」という風に目標を分割して考えるとやる気を持続させることができます。

 

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途中離脱を回避するために

途中で諦めないようにするためのポイントを2つ紹介しておきます。

 

まず1つは、「自分自身で目標を決めること」です。

 

他人から与えられた目標では、他人に責任を転嫁させることができると思い、心に無駄な余裕ができてしまいます。

 

「目標自体が悪い」と逃げることができてしまいます。

 

しかし、自分で決めてしまえばそのような余裕はありません。自らの目標にむかって頑張れるでしょう。

 

もう1つは、「他人と目標を共有すること」です。

 

受験勉強ならば、同じクラスの人と共有し合うことで、「言ったからにはやらなければ」という心理的な縛りと、「あいつも頑張ってるから自分も頑張らないと」といった一緒に目標達成に対する意欲を高めることができます。

 

この2つのポイントを抑えられれば、逃げ出してしまう可能性も少なくなるでしょう。

 

「期待」を持続し続けるために

期待はあることをキッカケに、一気になくなってしまう恐れがあります。

 

期待を持続し続けるためには、失わせなせずに期待を高めることが理想です。

 

そのために、「難しい課題は後回しにし、簡単な課題から取り組んでいくこと」がカギとなります。

 

難しい課題をいきなり取り組んで達成できなかったときには、「やはり自分はできないんだ」などと「期待」が失われてしまいます。

 

しかし、簡単な課題から取り組み、徐々に難しい課題へと取り組んでいくやり方であれば、「期待」を失わずに達成することができ、「自分にもできるんだ」というように「期待」が高まっていきます。

 

よく、難しい課題を達成できれば簡単な課題も達成できるのだからいきなり難しい課題をやる(やらせる)方が効率がいいという考えをお持ちの方がいます。

 

達成できた場合には、たしかに効率は良いかもしれません。

 

しかし、いきなり難しい課題はなかなか達成できないでしょう。

 

やる気がなくなってしまう危険性を考えると、簡単な課題から取り組む(取り組ませる)方が良いと思います。

 

「価値」についてはこちら↓

 

 



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努力は裏切り嘘をつく

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プロ野球選手ダルビッシュ有さんの言葉です。

この言葉に関して深堀していきます。

 

 

努力は裏切るのか?

スポーツ、勉強、仕事何事に置いても言えることですが愚直に努力をたくさんしても結果はついてこないのでしょうか?

 

こちらの書籍では成功者によると一流の成功を修めるには1万時間必要と書かれています。
受験という観点でみると一般的に3000~5000時間で所謂受験の成功者になれます。
 
しかし実際の所1万時間未満でも成功してる人はいるし1万時間以上かけてやっと成功する人もいます。
1万時間というのは成功してる人の平均値ですね。
 
闇雲に時間だけかければいいわけではないのです。成功者に共通して見られるのは努力の質が高いということです。
同じことを機械的に繰り返していても自動化されるだけであって成長はありません。
 
努力をしていくうちにここはこうした方がよくなる、これは直した方がいいなどと改善を繰り返してより洗練されたものへとなっていきます。
 
努力は裏切るのか?に対しての答えはその人次第という所で、まさにダルビッシュ有さんの言葉をそのまま使うと「頭を使わないと裏切る」と言えそうですね。
 
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どうすれば頭を使った学習ができる?

 

では次は具体的にどんな風にしたらいいのか考えていきます。

くどいようですが頭を使わない努力は自動化です。

 

①目標を明確に

当たり前なんですが努力する際は目標を明確にさせてください。例えば野球を例にすると打率を上げたいや、勉強だと日常英会話を話せるようにしたいなどです。

 

漠然と野球が上手くなりたい、英語が出来るようになりたい、ですと努力の方向がわかりません。具体的にしましょう。

 

そして目的が明確化されれば日常英会話にコミットした勉強が出来ます。スペリングの練習だったり、不定詞の用法を覚えたり、なんてことはしなくていいのです。

 

②自分の現在位置を把握する

 

次にやりたいのは「自分の現状を知る」です。例えば目的がTOEICのスコアを上げたい場合現状スコアが300の方と750の方では勉強する内容が変わってきます。

 

自分が今目的のどこの段階にいるのか把握して適切な努力をしましょう。

 

想像してみて下さい、やってる人はいないですがTOEIC750の方がスコアを上げようとして英検5級の問題集を買ったりはしないですよね。

 

状況を把握してから行動しましょう。

 

まとめ

述べた通り努力は方向を間違えると平気で裏切り嘘をつきます。自分に適切な方法で努力するのが大事なのですね。

 

みなさんも自分に最適な方法で努力/練習しましよう!

 

最後に…

本文とは直接関係はないですが努力をしてると馬鹿にしてきたり煽ってくる方がいますよね。

気にする必要はないです。

そういった方は自分が努力してない方がほとんとです、暇だから突っかかってくるのです。

 

適切な方法で努力しなければ結果には出ませんが努力すらしない人間にはなにも起きません。

まず自分が努力出来てることを誇りに思いましょう。

批判は放っておいてなりたい自分になりましょう。

 

参考文献

 

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