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暗記が苦手な人でも記憶に残しやすくする方法

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暗記が苦手なんです、、、

 

っていう方多いですよね。そんな方向けに認知心理学の分野で提唱されている「処理水準仮説」というものを紹介したいと思います。

 

これは、簡潔にいうと、より深い処理をした場合の方が記憶に残りやすいということを示すものです。

 

処理の方法には、形態的処理、音韻論的処理、意味論的処理があり、順番に処理が深くなります。

 

それぞれ説明すると視覚を利用し、形で記憶(処理)しようとするのが形態的処理、聴覚を利用し、音声として記憶(処理)しようとするのが音韻論的処理、頭の中で理解を伴って記憶(処理)しようとするのが意味論的処理です。

 

ここからわかることは、記憶する際に長い間その記憶を保持するには、理解を伴って記憶するのが重要であるということです。

 

抽象的なので具体例をあげます。

 

例えば、suspect「疑う」という単語を覚えたかったとします。

 日本語の「疑う」は英語でsuspectと表し、「サスペクト」と発音するという覚え方では、理解を伴った処理がされているとは言えません。(意味論的処理が行われていません。)

 

 「疑う」という日本語を表す英単語は他にも、doubtというものがあります。suspect とdoubt の違いは「疑う」という日本語で考えるととても区別するのが難しいです。

 しかし、英語で区別しようとすると、「suspect =think」で「doubt =don’t think 」と考えることができます。

 

例文で表します。I suspect (think) that he is sick.「彼が病気であることを疑う。(彼は病気であると思う。)」

I  doubt that he is sick.「彼が病気であることを疑う。(彼は病気であるとは思わない。)」

 

このように、「へーなるほど。suspectってdoubtとはこういった違いがあるのか!」と理解を伴って例文ごと記憶すると、suspectが「疑う」という意味であることは、意味と音声を丸暗記するだけよりは確実に記憶として残りますし、実用性が高まります。

 

受験のために覚えなければならない知識は山ほどあります。ですから、丸暗記ばかりしていては覚えきることができません。

 

理解を伴った記憶の重要性を忘れないでください。

 

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